2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
私にとって初めての村上龍は、デビュー作『限りなく透明に近いブルー』ではなく、この『コインロッカー・ベイビーズ』だった。 当時15歳の私がこの本を手に取ったのは、ティーンらしい不純な動機。 その頃追いかけていた大好きなギタリストが意外にも読書…
「言葉は時代的なものである。生きている物だ。生活や感情が直接こもっているものだ。だから、生活や感情によって動きがあり、時代的に変化がある。」と前置いてから、男性語・女性語、そして敬語についての持論を述べている。 私が「本当にそう!」と思った…
先日、元関脇の妻が娘を虐待した(暴行)罪で逮捕された報道を見ていたら、「毒親」という言葉が議題に上がっていた。 体罰は勿論、過干渉や価値観の押し付けなど、とにかく子どもに悪影響を与えることが即ち毒であり、それをする親が毒親といわれるらしい。…